車内の消臭ということで、よくお問合せ頂くのは、シートやシートベルトに汗が染みついたものです。
夏場はどうしても、車に乗っていると、背中の部分に汗をかき、シートにも染み込みます。
そして、気が付いたときには、閉め切っておいた車のドアを開けた瞬間に、ぷぅ~んと、独特の汗のにおいが漂ってきます。
このような臭いは、簡単にとることができません。なぜならば、シートの繊維の奥に深く染みついているからです。
シートのニオイの本当の原因
ニオイの原因は、汗ですが、本当のニオイの原因は、汗に雑菌が繁殖したものです。
消臭する方法は、雑菌の繁殖を抑えることと、汗を除去することです。
なぜ、カー用品店の消臭剤ではニオイが消えないのか?
カー用品店では、車の芳香剤や消臭剤が沢山売られていますが、なかなか車のシートのニオイを解決することができるものはありません。
シートの洗浄剤では、表面の汚れは取れても繊維の奥に染み込んだ汚れを取ることができませんし、芳香剤は、汗のニオイを香水で包み込んで、イヤなニオイをごまかすものです。除菌のためエタノールも入っていますが、すぐに揮発するので、その時だけのものです。
車の中のイヤなニオイの消臭は、シートにしみ込んだ汗やこびり付いた皮脂を除去しない限り解決しません。
シートを丸洗いする必要性があるのか?
結局は、シートを丸洗したところで、表面についている汚れは取れますが、繊維の奥に染み込んでいるものは、まず取れません。
それと、洗剤を使うと、どうしても洗剤が繊維に残ってしまいますので、洗剤は使わないほうがいいです。
結論は、丸洗いをする必要はないと思います。
車のシートの汗の効果的な消臭方法
まず、下処理としてシートの表面の汚れを出来るだけ取ります。
推奨する方法は、カー用品店にある、マイクロファイバーのタオルをぬるま湯に浸し、固く絞ったものでシートを3~5回ぐらい拭きます。(このとき、洗剤をつける必要はありません)
その後、NRCプレミアムベーシックをシートの奥まで染み込ませるイメージで吹きつけます。(目安は、シート一つで30~50ccぐらいです)
スプレーした後は、そのまま拭き取らず乾かし、乾いてから消臭効果が出ます。
乾いてから、1~2日様子をみて、ニオイが少しでも薄くなっていれば、そのまま時間の経過とともにイヤなニオイが消えていきます。
効果はどれくらい持続するのか
NRCスプレーの消臭効果は、理論上は半永久なのですが、車の場合は、半年から1年ぐらいで、効果が弱くなってきたとお感じになりましたら、再度スプレーしていただければと思います。
NRCスプレーの主原料は、精製水とナノダイヤなので、市販の消臭スプレーのようにエタノールや香料は一切含んでおらず、安心してお使い頂くことができます。
車のシートの消臭は、出来るだけ臭いの原因を除去してから、NRCスプレーをシートに染み込ませることで、ナノダイヤが、ニオイの原因を分解し、雑菌の繁殖も抑えることで、イヤなニオイを抑えます。