お客様から、「ウェットスーツの臭いを消したい」という相談をよく受けます。
ダイビングの時に着るウエットスーツですが、ネオプレンというゴムで出来ているので、独特のニオイがします。ある程度は仕方ないのですが、ニオイを薄くすることは出来ます。
その他、ウェットスーツを使っているうちに汗くさくなって、独特のニオイがするのを消臭したいというご相談もよくあります。
ウェットスーツ素材のニオイと汗のニオイ
ネオプレンという素材は、ゴムが気泡状になっているもので、もちろん素材自体のニオイも揮発しています。これは、化学物質が揮発しているニオイなので、時間が経過して完全に抜けきるか、それとも揮発する化学物質自体を分解しないと消えません。
また、使い込んでいくとネオプレンという素材の性質上、汗や皮脂、汚れなどを吸いこみ、そこに雑菌が繁殖することで独特のイヤなニオイになります。
新しいウエットスーツの臭いを効果的に消す方法
新しいウェットスーツで、ネオプレン自体のニオイを消したい場合は、NRCプレミアム オールマイティをウェットスーツの内側と外側にスプレーし、そのまま乾かします。
これだけで、NRCスプレーがゴムの素材から揮発する化学物質を分解し、ニオイを緩和します。この効果は、海に入ったり、洗剤で洗ったりしても数ヶ月は変化しません。
消臭の度合いは、スプレーの量に比例しますので、効果が弱いと感じたら多めにスプレーします。
使用中のウェットスーツのニオイを消す方法
すでに使用しているウェットスーツで、汗や海の匂い、ウエットスーツの素材独特のニオイを消臭したい場合は、まずはきれいに洗います。
1.まずは洗う
真水にウェットスーツ専用洗剤を溶かしてつけ置き洗いをします。表は海水や砂の汚れ、裏は汗や皮脂の汚れと、両面しっかり汚れてますので、よーく押し洗いします。
ウェットスーツの中に染み込んでいる、汗や皮脂などの汚れは、手が凍えるほどの冷水では落ちにくいので冬場は人肌より低い温度のぬるま湯を使いましょう。
汚れがでてきたら、何度か水を替えてしっかりすすいで脱水します。
2.乾かす
ウエット用ハンガーにかけ、必ず陰干しします。天日干しは、生地が傷んでしまうので厳禁です。
最初は裏返しで干して、乾いたらすぐ表側を向けて干します。裏返しのまま長時間置いておくと、シワになるので乾いたらすぐにひっくり返しましょう。
これだけすると、かなりさっぱりしますが、毎回きっちり洗うのは大変ですね。しかも、ここまでしてもまだ取れない臭いが残っています。
この後にひと手間かけるだけで、残っている臭いをすべて消して、毎回そこまできっちり洗わなくても臭わなくなる方法をお話します。
3.仕上げ
洗ってもまだ残っている臭いは【雑菌臭】で、繊維の奥の奥にしみこんだ汗や雑菌などが原因です。なので、染み込んだ汚れや雑菌までしっかり消しましょう。
また、【ネオプレンの臭い】は洗剤では消えないので、乾くとまた臭ってくるので、この対策もしたいですね。
では、その方法です!
やり方はめちゃくちゃ簡単。NRCプレミアムオールマイティを、表裏、たっぷりとしっとりするくらいまでスプレーして乾かすだけ。(手前ミソですみません笑。でもちゃんと臭いが消えて手入れがめっちゃ楽になるのでもう少し聞いて下さい^^)
スプレーするだけで、染み込んだニオイが消えて、ウエットスーツが消臭・抗菌加工ができるんです。
水にもスレにも強いので、使っても、洗剤で洗っても加工がとれにくく、一度スプレーしておけば長期間効果が続きます。
消臭効果はどれくらい続くのか?
ウェットスーツを消臭・抗菌加工した場合、着る回数にもよりますが、3ヶ月から1年ぐらいは効果が続きます。
NRCスプレーに入っているナノダイヤが、消臭・抗菌効果を発揮するのですが、ナノダイヤはいくら臭いを消しても減ることはありませんので、ウエットスーツにくっついている限りずっと臭いを消し続けます。
NRCプレミアムオールマイティは、さまざまな安全性のテストを行っており、素材にも人体にも無害ですので、直接肌に触れるスーツの内側部分にも安心してお使いいただけます。
また、ゴシゴシこする回数が減れば生地のダメージも減るので、お気に入りのウエットスーツを長持ちさせることができますね。
ウエットスーツを防臭・抗菌加工できるNRCスプレー
NRCプレミアムオールマイティは、ナノダイヤがウエットスーツにしっかりと吸着するため水にも強く、長期間臭いを分解し続けますので、時間がたつほどにどんどん臭いが消えていきます。
また、スプレーするだけで消臭・抗菌加工ができるので、手入れが楽になり、いつ着ても清潔なウエットスーツで楽しめます。